[ベストプラクティス]
[2025年9月18日]
変化するデジタル環境の中、広告会社はどのようにビジネスの成長を支援しているのか
マーケティングを取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、広告会社の役割がかつてないほど重要になっています。広告会社は、AIがけん引する新たなデジタル時代の案内役として、また、新たな広告パフォーマンス向上策をフルに活用するためのパートナーとして頼りにされているのです。
広告会社によるクライアントの支援策は多岐にわたりますが、ここでは、広告会社が重点的に取り組み、クライアントの成果向上を後押ししている3つの領域に絞ってご紹介します。
クリエイターの活用を支援
クリエイターとのコラボでは、一貫して成果の向上が見られます。例えば、オールウェイズオンの広告戦略にパートナーシップ広告を追加したテストでは、CPAが19%低下し、1購入意向ブランドリフトが71%上昇しました2。
しかし、どのようなクリエイターがコラボに最適なのかを理解しているクライアントは多くありません。ここで広告会社が重要な役割を果たしており、多くの広告会社がInstagramのクリエイターマーケットプレイスを活用してクライアントを支援しています。その取り組みをさらにサポートするため、Metaでは、Instagramのクリエイターマーケットプレイスに「広告会社アクセス」を追加しました。これは、広告会社からのフィードバックに基づいて作られた新機能で、広告会社が自社のアカウントを使って、クライアントに最適で成果の向上につながるクリエイターの探索を手伝うことができるものです。クライアントのことを一番よく分かっているのは広告会社のため、クライアントとの関連性が高くパフォーマンスが期待できるクリエイター探しに広告会社以上の適任はいません。
広告会社の間では、パートナーシップ広告ハブも活用されています。その中でも人気なのがおすすめタブです。これは、クライアントの既存のオーガニックブランドコンテンツの中から、パートナーシップ広告のペイドキャンペーンに変換するのに適したものを特定し、コンテンツの効果と効率の最大化を図ることができるタブです。
OMG Creoの米国担当プレジデントのKevin Blazatis氏は、次のように述べています。「消費者体験のシンプル化のほか、ブランドとパフォーマンスの高いクリエイターコンテンツとの効果的な橋渡しについてMetaと協業する中で、当社では、クライアントの統合型プランニングプロセスにこうしたソリューションが急速に導入されているのが確認できています。当社はクライアントとともに、ブランドコミュニケーションに人間味を持たせられるよう、クリエイターを飾りとしてではなく人として起用することに取り組んでおり、その組み合わせが成功につながっています」。
最適化スコアで成長機会を発掘
最適化スコアは、広告キャンペーンを最大限に活用するためのツールです。テストによって効果が証明された推奨事項を確認することができ、広告会社として培ってきたノウハウと組み合わせることで、パフォーマンスの飛躍につなげることができます。
最適化スコアは、クライアントのタイプにかかわらず活用できるよう、あらゆる推奨事項がパーソナライズされる設計になっており、各推奨事項にはキャンペーンパフォーマンスの期待上昇幅に基づいてポイントが付与されます。ポイントに影響する要因には、クライアントのビジネスプロフィール(例: 広告主の規模、商品・サービスのどちらを扱っているか)、キャンペーンの特性(例: ブランディングかコンバージョンか、予算の配分)、Metaのテストで確認できているパフォーマンスの向上などがあります。
最適化スコアは、各クライアントの成長機会を簡単に特定および優先順位付けするのに役立っているほか、これまで採用されてこなかった効果実証済みの推奨事項についてクライアントと協議する絶好のきっかけにもなっています。また、広告会社の新規採用者がMetaの推奨事項を広告マネージャ内で確認するのにも便利で、新規クライアントのアカウント状況をすばやく確認するのにも役立ちます。
Assemblyのソーシャルメディア担当バイスプレジデントのAshley Thomson氏は、次のように述べています。「最適化スコアは、クライアントとの会議で便利なツールで、推奨事項を分かりやすく可視化し、潜在的な効果を数字で示すのに役立っています。キャンペーンの規模拡大において確かな方向性が得られるほか、インクリメンタリティ調査と組み合わせることで、増えた分が純増なのかそうでないのかを見極める手助けになります。キャンペーンの診断指標のようなもので、それ自体をKPIにすることはできませんが、最適化と短期的な成果獲得の方向性を知ることができます」。
クライアントにとって最重要のコンバージョンを見つける
最後にご紹介するのは、バリュー重視の製品群です。これは、キャンペーンのパーソナライズのほか、クライアントが求める成果につながる会話を促進するために活用されています。
例えばバリュールールは、年齢、性別、地域、コンバージョンの場所(ウェブサイト、アプリ、実店舗、インスタントフォームなど)といった基準に基づいて入札価格を増減できる機能です。このツールでパフォーマンスを向上させるのにうってつけの存在は、クライアントのオーディエンスインサイトを深く理解している広告会社です。
PMGのリテールソーシャル責任者のBrelle Pittard氏は、次のように述べています。「バリュールールでは、効率を最大化し、収益性を高め、インクリメンタリティ獲得の機会さえも発掘できます。最新の追加機能により、カスタマイズ性が向上して利用者層データや性別などでクリエイティブの関連性を確保できるようになったほか、季節の重要イベントの期間中に収益性が高くなることが分かっている配置を最適化できるようになりました」。
そのほか、インクリメンタルアトリビューションも広告会社の間で活用されています。これは、広告がなければ発生しなかったコンバージョンにリアルタイムに最適化できる、市場で唯一のソリューションです。例えば、ロンドンのパフォーマンスマーケティングエージェンシーであるBarkの事例では、インクリメンタルアトリビューションを利用した結果、クライアントである小売店Pom Pom LondonのインクリメンタルROASが94%上昇しました。
どのツールを使うにしても、効果測定の方法はクライアントごとに千差万別なのではないでしょうか。そのためMetaでは、広告会社の皆さんがデジタル広告環境の変化の中で群を抜く価値を提供できるよう、各クライアントに固有のニーズに合わせてAI広告システムを機能させられるようにしています。


