[お知らせ]
[2025年6月17日]
カンヌライオンズ2025: 広告主および広告会社向けの新時代の生成AI – 大規模なパーソナライゼーションを実現
Metaは今週のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルにて、広告主および広告会社向けの新時代の生成AIソリューションを発表します。これは、広告キャンペーンのパフォーマンスを高め、ビジネスの成長を後押しするものです。
進化し続けているAIは、クリエイティブ表現の新たな可能性を切り開き、マーケティングのあらゆる場面でイノベーションを推進していくでしょう。Metaは、この変化がマーケターと広告会社の役割を広げるだけでなく、世界経済の成長にも大きく寄与するものと確信しています。
主なポイント
- 広くブランドの一貫性を保つ: Advantage+ の新機能では、ロゴ、カラー、フォントなどを組み合わせて、クリエイティブのブランディングとカスタマイズをシームレスに行うことができます。
- 動画生成をアップグレード: アニメーション、テキストオーバーレイ、音楽を使って、画像を躍動感のある動画に変えることができます。
- 顧客対応を強化: Business AIの新たな音声機能、AI生成のプロンプト、広告に関する迅速な質問対応により、販売を促進することができます。米国では、InstagramストーリーズやFacebookリールなどの配置も新たに追加されます。
- 生成AIでエンゲージメントを促進: Facebookリールやストーリーズで、バーチャル試着やクリエイティブスタンプのコールトゥアクション(CTA)ボタンを使って、より豊かなカスタマーエクスペリエンスを生み出すことができます。
Advantage+ に新たなクリエイティブ機能が登場
MetaのAIへの投資は、広告主と広告会社のパフォーマンス向上に寄与し続けています。Advantage+ セールスキャンペーンを利用した広告主では、広告費用対効果が平均で22%上昇し1、GEMなどのバックエンドのAIイノベーションは広告のコンバージョンを最大で5%高めています2。以下に、広告主と広告会社をサポートする新たなAdvantage+ クリエイティブソリューションをご紹介します。
ブランディングとパーソナライゼーションのための新たなツール
テキストと画像を生成できるブランディングの新機能により、ブランディングとクリエイティブのパーソナライゼーションに統一感を持たせられるようになりました。このアップデートにより、ブランドロゴ、カラー、フォント、トーン、ビジュアルスタイルと、テキストペルソナや翻訳などの高度なパーソナライゼーション機能を組み合わせて、統一感のあるボイスが手軽に作れるようになります。
ウェブサイトのコンテンツや過去の広告、Shopifyなどの統合型プラットフォームにある商品情報といった、すでにあるブランドアセットを活用して、すべてのタッチポイントで一貫性を確保しながら、クリエイティブの効果を増幅できるようになります。


「Metaの生成AIブランディングツールにより、広くブランドの一貫性を保ちながらクリエイティブのアウトプットを大幅に強化することができました。ブランドに即したクリエイティブのバリエーションを高速にテストし、効果のある広告を一貫して投入することができています」と述べるのは、デジタルマーケティングエージェンシーWarren JollyのCEOを務めるWarren Jolly氏です。「クリエイティブ制作の効率化の可能性を推し進めたい広告会社にとって、本当になくてはならないツールです」。
「MetaのAdvantage+ AIツールによってクリエイティブ制作の効率を一段と引き上げることができたおかげで、革新的なキャンペーンコンセプトの立案や説得力のあるブランドナラティブの考案といった、より戦略性の高い業務に集中できるようになりました」と述べるのは、Dentsuのグローバルソリューション担当プレジデントを務めるClive Record氏です。「最近パートナーシップを結んだFeld Entertainmentとの事例はその好例です。Advantage+ AIのテキストバリエーションを利用したことで、リード単価5%減とメディアROI 3.7倍というすばらしい数字を残すことができました」。
「長期にわたって生成AIツールの開発に携わってきたパートナーとして、WPP Mediaは、Metaの広告プラットフォーム内におけるこれらのソリューションの開発とテストに貢献してきました」と述べるのは、WPP Mediaのエグゼクティブディレクターであり、ソーシャルメディア部門グローバル責任者を務めるGillian Collison氏です。「これらのツールには、クリエイティブ制作の効率性とパフォーマンスを広く高められるポテンシャルがあり、とりわけ大規模な広告主を念頭において進化しているので、ブランドセーフティとインテグリティを確保しながらイノベーションとクライアントの成果を推進できます。その点に期待しています」。
動画生成2.0
動画生成と画像アニメーションがさらに進化しました。動画生成では、生成AIモデルによって複数の画像を躍動感のある複数シーンの動画に変換し、テキストオーバーレイや音楽を重ねられるようになりました。現在テスト中のこの機能は、パフォーマンスの高い魅力的な動画広告をより簡単に作れるようになるため、クリエイティブを多様化するのに役立ちます。
もう1つテスト中の新機能は、動画ハイライトです。これは、動画の「見どころ」までスキップして動画広告の視聴をもっと簡単に済ませられるようにする機能です。このフォーマットの動画には、AIによって抽出された短い語句(=ハイライト)とともに、ブランドや取り扱い商品のバリュープロポジションが反映された重要なシーンのサムネイルが付きます。


「Metaのアップグレードされた動画生成ツールにより、ブランドのストーリーに息吹を吹き込む訴求力のある広告を種類豊富に制作できるようになりました」と述べるのは、男性向けアパレルブランドINTO THE AMのグロース担当アソシエイトディレクターを務めるChris Connors氏です。「画像からリアルな高品質の動画を作れるようになったことで、新鮮かつ魅力的な方法でオーディエンスにアプローチすることが可能になりました」。
オーディエンスを引き込み、つながりを構築する
Metaは、有意義な1対1のつながりを作ることを大切にして製品開発に取り組んでいます。Metaの生成AIの最新機能では、新たに生産性を向上させ、もっと豊かで魅力的な体験によって顧客体験を高めることが可能になりました。
Business AI
Metaはこの春、顧客がチャットで手軽にサポートを受けたりおすすめ商品を聞いたりできるBusiness AIを、すべてのビジネスが利用できるようにするという将来ビジョンを発表しました。現在は、広告から直接エージェントとのチャットを開始し、アプリ内で商品や返品ポリシーについて質問できるBusiness AIについて、MessengerとWhatsAppのほか、InstagramとFacebookのフィード広告でテストと分析を続けています。
Business AIのテスト対象には、InstagramとFacebookのリールやInstagramストーリーズ広告など、さまざまな広告フォーマットが含まれます。より多くのEコマースビジネスでBusiness AIを利用できるよう、今後テスト範囲を拡大していく予定です。これらの広告では、AI生成のプロンプトのほか、商品に関するよくある質問への簡単な回答が表示されます。
「質問対応から商品提案までが可能なBusiness AIは、最初の障壁を取り除き、CXチームの問い合わせ対応の負担を減らし、購入に対する安心感を高めるのに役立ちます」と述べるのは、D2C調理用品ブランドCarawayのグロース担当ディレクターを務めるJenna Johnson氏です。「Carawayでは、がむしゃらではなくスマートに働くことを大切にしているので、購入までの経路がスムーズになることはWin-Winですし、こういった機能はぜひともテストしたいですね」。
加えて、このエージェントに音声機能を追加し、顧客がその場でもっと簡単に商品の検討や購入の完了をできるようにすることも検討しています。Facebookの一部のビジネスでは、顧客に表示されるフィード広告に「タップで話す」ボタンが付くようになります。顧客がそれをタップすると、アプリ内で直接Business AIが開き、店頭や電話で販売員と話すのと同じように、商品やサービスについて声で問い合わせることができるしくみです。
生成AIでエンゲージメントを促進
広告のコールトゥアクションボタンで使えるカスタムスタンプをテスト中です。クリエイティブスタンプコールトゥアクション(CTA)により、商品やスローガン、グラフィックなどに「購入する」「詳しくはこちら」などのコールトゥアクションを付けたカスタムスタンプを作成し、利用者をもっと引きつけることができるようになります。まずは少数の広告主を対象にFacebookのストーリーズとリールでテストを開始しており、年内にInstagramストーリーズにもテストの範囲を拡大する予定です。
バーチャル試着のテストも拡大中です。これは、生成AIによってさまざまな体型や身長のバーチャルモデルに服を着せ、顧客にアイテムの雰囲気を想像してもらいやすくする機能です。Metaは、バーチャル試着の機能強化に引き続き取り組むとともに、利用者体験のさらなるパーソナライズと広告主向けのカスタマイズ機能の強化に向けた新たな方法も探っています。個々のブランドの目的達成と効率化を両立することが狙いです。


生成AIの可能性を広げることに引き続き取り組みながら、こうした新しいツールがクリエイティブのポテンシャルの拡張やオーディエンスとの有意義なつながりの構築に活用されていくことを期待しています。
カンヌライオンズのイベントにお越しの際は、ぜひMeta Beachにお立ち寄りください。Metaの出展について、詳しくはこちらをご覧ください。



