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2022年4月20日

ビジネスにとってのメタバースの価値に関する、現在と未来の3つのヒント


この数か月、メタバースというワードが盛り上がりを見せています。これはいったい、どのようなものなのでしょうか。いつ、体験できるようになるのでしょうか。何よりも、どうすればメタバースと関われるのでしょうか。未来のことがこれだけ話題になるのは素晴らしいことです。Metaでは、次世代への準備を進めようとしているビジネスやマーケターをサポートしたいと考えています。

数週間ほど前、Metaの2人のエグゼクティブが、ビジネスとしてメタバースへの備えを始める方法について話すことがありました。メタバース担当バイスプレジデントのVishal Shahは、Interactive Advertising Bureau (IAB)で今後のビジネスチャンスについて講演しました。また、グローバルビジネスグループ担当バイスプレジデントのNicola Mendelsohnは、VOGUE Businessにて、将来を見据えるファッション業界がすでに現在のチャンスを活用していることを話しています。

2人の講演の内容から、企業とマーケターに向けた、メタバースでの展開に備えるのに役立つ3つのヒントを紹介します。

メタバースは、パートナーシップの力によって作られる

メタバースについて重要な特徴の1つが、これは企業1社が単独で作るものではないということです。Shahは、メタバースがパートナーシップの力によって作られることの重要性をこのように強調しました。「メタバースの大前提は、当社が見るところ、人々に提供されるエクスペリエンスは、当社が単独で作るわけではないという点です。メタバースでは、ともに創ることが重要になります」。

すでに、分野や業界を超えて手を取り合い、メタバースに向けていち早く歩みを進めているブランドの素晴らしい事例が登場しています。例えば、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行するなか、実店舗を休業しながらも、Metaのクリエイティブショップと協力して新しいフレグランスを発売したSephoraです。この美容ブランドは、実店舗のショッピングでは当たり前に体験できる香りを、顧客のスマートフォンからも体験できるようにしたいと考えました。神経科学に詳しいクリエイターと3Dアニメーションのデザイナーと組むことで、その夢を単なるコンセプトから現実のものへと変えることができたのです。そこで活用したのが、Metaの拡張現実(AR)プラットフォームであるSpark。これによって色、アニメーション、グラフィックを組み合わせ、FacebookとInstagramでフレグランスの香りをビジュアル化することで、素敵な成果を得ることができました。

メタバースでは、コマースのチャンスは拡大を続ける

完全なメタバースが実現するには、まだしばらく時間がかかるかもしれません。それでも、現時点のメタバースをコマースやデジタル販売に活用しているビジネスが少しずつ登場してきています。ShahはIABのイベントで聴衆に向けて、すでにビデオゲームのデジタルグッズの販売額は年間で数十億ドルの規模に達していること、またメタバースを起点としたビジネスチャンスは今後あらゆる規模の企業にとって拡大する可能性があることを改めて述べました。

さらに、「メタバースでは、アプリやワールドを買って楽しめるようになります。そのワールドの中では、デジタルグッズや実体のある商品、さらにはサービスやエクスペリエンスが販売されるでしょう」とも語っています。

先日のこちらの記事では、MetaがNFLと提携してアメフトファン向けのアバターアイテムを提供したことをお知らせしました。ファンは、第56回スーパーボウルの開催日の前後にわたる数週間、第56回スーパーボウルやチームのブランドアパレルを自分のカスタムアバターに着用して、好きなチームを応援できたというわけです。

メタバースでは、とにかく試してみる

メタバースによって将来的に生まれるビジネスチャンスを探るなか、この新しい技術で最も素晴らしいのは、「楽しい」ということです。

「振り返ってみてください。ARフィルターで遊んだことはありますか?『Beat Saber』をプレイしたり、VRの世界を探検してみたことはありますか?」。Nicola MendelsohnがVogue Businessのイベントでこのように問いかけたとおり、メタバースを知るには実際に体験するのがベストです。

メタバースは、友達との2Dのビデオ通話から、AR、そして完全没入型の3D VR空間までもがひと続きにつながり、次世代のインターネットを形作ることになります。

ビジネスとして一歩先を行くには、実験してみることです。例えば、Spark AR を使ってエフェクトを作成してみることです。すでに、この技術を使ってショッピング体験を豊かにし、購入者の信頼を高め、売上を増やしている企業のクリエイティブな事例もあります。例えば、Charlotte TilburyのInstagramストアでは、新しいリップスティックの見た目を確認できるようになっています。Ray-Banのサングラスは、どこにいても試着できるようになっています。

Meta Horizon Worldsでバーチャルレストランを作ってしまったWendy’sのような企業も出てきています。同社はこれによって、ファンが自社や自社の商品とつながったり、ファン同士で交流したりできる新たな場を提供しました。将来、他の企業からもどのようなイノベーションが生まれるのか、楽しみでなりません。

実験を続け、今あるツールを使って顧客とのつながりを強めていくことで、メタバースを最終的にビジネスの目標達成にどのように役立てられるかを、より深く理解できるようになります。メタバースは、新たなチャンスへの扉を開いてくれます。すでにメタバースに飛び込んでいる上述のブランドのように、現在そして将来の技術によって事業や収益でどのように良い影響を得られるか、試してみましょう。

他のコンテンツにもご興味がある場合は、Metaが掲げるメタバースのビジョンについてさらに詳しくお話ししたConnect 2021をこちらからご覧ください。

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