Facebook Business

2017年9月13日

よりわかりやすく、より管理しやすく

投稿: Facebookグローバルマーケティングソリューション担当副社長、Carolyn Everson

私はこの夏、世界中の広告関係者が集う最大級の祭典、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルに参加してきました。そして、そこでお会いしたマーケターの方々の中には、ビューアビリティ、オンライン広告の効果測定基準、そしてブランドセーフティへの不安を口にされる方もいました。

私たちFacebookは、広告主様の信頼を獲得し維持するため、安心してお使いただける広告製品の提供に真摯に取り組んできましたが、改めてその責任の大きさを実感しました。

このたびFacebookでは、弊社プラットフォームを利用した収益化に関する規定を改定し、パートナーとして認められるパブリッシャーやクリエイターの種類、および収益化が認められるコンテンツの種類についての基準をより明確にしました。これらの基準は、インストリーム広告やインスタント記事など、広告がコンテンツに交じって表示される場合に適用されます。

また、自社広告の配信先を把握したいと言う要望に応えるため、Audience Network、インスタント記事、およびFacebook上インストリーム広告の配信先について、先日お知らせしたキャンペーン開始前の開示に加え、キャンペーン実施後に実際の配信先を確認できるレポート機能も提供する予定です。

これらの基準とツールを組み合わせることにより、より明瞭に、より安心してキャンペーンをご実施いただけるようになるかと思います。

続いて、サードパーティーによるFacebook広告の検証と、ブランドセーフティに関する取り組みついてもお伝えします。

サードパーティーによる検証について

広告のパフォーマンスを評価するにあたって、広告プラットフォーム自身が提供するレポートだけでは不安に感じることもあるでしょう。FacebookやInstagramで配信されるディスプレイ広告や動画広告は、すでにサードパーティーによって評価、検証されていますが、さらなる透明性や、より多くの独立サードパーティーによる検証が求められていることも認識しています。

Facebookでは現在、米国の非営利団体であるMedia Ratings Council (MRC)による認定の獲得に向け、審査が進んでいます。MRCはオーディエンス測定サービスについて、3つの主要分野で評価、認定を行います。その主要分野とは、ファーストパーティーの広告インプレッションレポート、サードパーティーのビューアビリティパートナーの統合、そして、動画の2秒再生購入(来年より提供予定)です。1点目については現在進行中であり、他の2点についてもその後実施される予定です。

Facebookは今後1年半にわたり、Instagram、Facebook、Audience Networkのディスプレイ広告および動画広告について、インプレッション集計、ビューアビリティ測定、動画の2秒再生購入に関するMRC認定を取得する予定です。私たちは、世界中の業界リーダーと協力し合い、広告測定の品質向上に努めています。たとえば、ドイツではAGFと共に、クロスメディアのリーチ測定ソリューションを開発しています。

Facebookは、サードパーティーによる測定と検証にコミットしています。サードパーティー測定パートナーとの取り組みは、2008年にスタートし、現在Nielsen、Kantar Millward Brown、インテージをはじめとする世界24社と連携しています。また、ビューアビリティ測定についても、Moat、Integral Ad Science、comScoreの3社と連携しており、さらに、DoubleVerify、Meetricsの2社ともパートナーシップを協議中です。

こうした審査やパートナーシップは、ビューアビリティの検証はもちろん、Facebookが正確な指標を提供して行く上でも役立ちます。皆様がビジネスを成長させることに集中するには、正しいインサイトを得られることが重要です。Facebookは可能な限り正確であろうと常に努力していますが、私たちも完璧ではありません。サードパーティーによる検証は、起こり得る問題の早期特定にも役立つものと考えています。

ブランドセーフティについて

Facebookコミュニティの安全性を維持することは、私たちのミッションにとって非常に重要です。Facebookは、ヘイトスピーチや、暴力やテロリズムを助長するコンテンツを許容しません。しかし残念ながら、そのようなコンテンツが投稿されてしまうことも少なからずあります。コミュニティ規定に違反しているコンテンツは、速やかに削除されます。しかしながら毎週のように、コミュニティ規定に違反している可能性があるコンテンツについて、何百万件という報告が寄せられています。これらの報告により迅速に対応するため、Facebookではコンテンツレビューチームを4,500人から7,500人へと大幅に増員中です。

Facebookは、DoubleVerifyやIntegral Ad Scienceといったサードパーティーと密に連携し、広告主のニーズに合ったブランドセーフティツールや設定機能の提供を心がけています。さらに、Facebook上の不正や詐欺の撲滅に長年取り組んできたことによる知見をより広く役立てるため、Trustworthy Accountability Group (TAG)が提供する「Certified Against Fraud」プログラムへの加入も手続き中です。

ブランドセーフティについては、ニュースフィード上の個々の投稿(広告も含む)の間に関係性がないことは一般的に理解されています。一方で、Facebook上のインスタント記事とインストリーム広告、Audience Network経由の広告など、配置によってはコンテンツと広告に関係性がないことが伝わりにくい場合もあります。

Facebook広告では、特定の配置やコンテンツカテゴリを配信先から除外することができるほか、来週からは、キャンペーンの開始前に予想される配信先を確認できるようになります。Audience Networkの参加パブリッシャーについては10月中に、データが完全に整備される見込みです。キャンペーン実施後のレポートについては数ヶ月後に提供を開始する予定です。

今後の展望

私たちは、すべてのパートナーに必要な情報やツールを提供し、Facebook広告を安心してご活用いただきたいと考えています。この一年で、主要な課題の一部については大きく前進することができましたが、まだまだやるべきことは残っています。

広告をとりまく環境は変化し続けています。Facebookは皆様と協力し、ニーズを理解しながら、ブランド価値の向上に貢献できるデジタル広告エコシステムを構築していくことをお約束します。